クリアソン新宿は、法人パートナーであるDNPグループのDNP出版プロダクツと、デジタル印刷技術を用いたグッズなどの共同制作の取り組みをスタートしましたので、お知らせいたします。

9/13の試合会場では、デジタル印刷で制作をしたグッズ「トレーディングカード」の販売がスタート。他にも、クリアソン新宿のセールスシートなどをDNP出版プロダクツの久喜工場で印刷しています。
デジタル印刷は従来の印刷技術とは違って「版」の製作が不要。1部ずつ違ったデザインでの印刷が可能で、選手個別の写真や番号が入ったグッズなどの生産でも、コストや環境負荷を抑えることができます。
クリアソン新宿とDNPは2024年にパートナーシップを締結。新宿を拠点に様々な活動で連携しています。その中でも、全国にあるDNPの国内製造拠点の組織開発をサポート。これまでクラブリレーションズオフィサーの森岡隆三、選手の米原祐、原田亮が久喜工場を、代表の丸山と元選手の上田康太がアウェーのFCティアモ枚方戦に合わせて寝屋川工場を訪問し交流会を実施しました。
今回のトレーディングカード制作でも、クリアソン新宿のグッズ制作チームが久喜工場の現場社員の方々と密に連携。デジタル印刷での新しいチャレンジをクリアソン新宿と協業することへの喜びの声が聞かれました。

コメント
株式会社DNP出版プロダクツ 代表取締役社長 入鹿山智也 氏
「このたび、クリアソン新宿とデジタル印刷技術を活用したグッズ制作に取り組めたことを大変嬉しく思います。出版業界は今、大きな構造変革の時期を迎えており、私たちDNP出版プロダクツも、従来の枠組みにとらわれず、営業と製造が一体となった新たな体制で挑戦を続けています。デジタル印刷は、1部ずつ異なるデザインや小ロット生産を可能にし、コストや環境負荷の低減にも寄与します。今回のプロジェクトでは、現場社員が主体的にアイデアを出し合い、クラブの皆様と密に連携しながら、従来にない価値を生み出すことができました。今後も、出版やコンテンツ、XRなど多様な領域で、パートナーの皆様とともに“新しい価値”を創出し、社会や生活者に寄り添ったサービスを提供してまいります」
Criacao Shinjuku 営業部部長 大口柾文
「今回の取り組みは、私たちクリアソン新宿が掲げる理念を体現する具体的な活動として大変意義深く感じています。DNP出版プロダクツとは、これまでも久喜工場や寝屋川工場への訪問を通じて、組織開発という観点から深く交流させていただきました。その中で、印刷現場の社員の皆様が持つ自業務への誇りと、新しい挑戦を厭わない強い意志を肌で感じていました。今回のデジタル印刷を活用したグッズ制作は、まさにそうした現場の皆様との対話から生まれた、新しい価値創造の形です。特にトレーディングカードは、我々のような規模感のクラブでも選手一人ひとりの個性を活かしたデザインが可能となり、ファンの方々にも喜んでいただけるものと確信しています。このプロジェクトを通じて、DNPグループが持つ技術力と、社員の皆様が持つ情熱を改めて知ることができました。サッカークラブである我々だけではできることが限られますが、本件のようにパートナー各社の持つアセットや専門性をお借りしながら、そして共に情熱を注ぎながら『Enrich the world.』の実現に向け一歩ずつ歩んでまいります」
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DNP出版プロダクツの久喜工場を訪問したレポートは、次号の会報誌に掲載予定です。
