Criacao Shinjukuは、キャプテンをつとめていました須藤岳晟が、シーズン途中ですが選手という立場を離れてチームに関わることになったことをお知らせします。

尚、後任のキャプテンについては決まり次第 クラブから発表いたします。

コメント

クリアソン新宿への温かい応援を、いつも本当にありがとうございます。私から大切なご報告があります。

この度、シーズン途中ではありますが、選手とキャプテンという立場を離れることを決断しました。クラブの理念と目標の実現に向けて、これまでとは異なる形で力を注いでいくことになります。

これまでも、選手・キャプテンとしての活動と並行して、アスリート人材マネジメント室という部署でクラブの理念に基づいた採用、成長のための場づくり、文化づくりなどに携わってきました。その経験を通じて、チームにとってもこの分野を強化することの必要性・重要性が大きいと感じ、使命感を覚えました。チームを前に進めるために「ここで貢献したい」という想いが強くなり、立場を変えて挑戦することを決意しました。

クリアソン新宿では、選手一人ひとりが「続けるのか」「やめるのか」「やめるのであれば、次にどんな役割で貢献するのか」自ら考え、自らの意志で決断します。私自身もクラブのこのあり方に向き合い「選手として貢献できているのか」「より大きく貢献できる役割は何なのか」と自問しました。

私にとって共に闘う仲間は本当に大切でかけがえのない存在です。形だけを見れば、なかなか結果が出ずにみんな苦しい中、自分だけピッチを去るということ、これが本当に他の選手たちのためになるのか、ネガティブな影響を与えてしまわないか、キャプテンを任せてもらっていた立場として無責任になってしまわないか、たくさんの葛藤がありました。

それゆえに簡単に出せる答えではなく、大変悩みました。シーズン途中でキャプテンという立場を離れることの責任や重みも理解しています。

それでも、自分が「より仲間の為に貢献できることは何なのか」と向き合った中で、自らの役割を変えることでチームを前へ進めたい、絶対に進めるんだ。その想いを胸にこの決断をしました。

そして、クリアソンを応援してくださっている皆様への感謝の気持ちは大きくなるばかりです。皆様への恩返しは、チームを前へ進めることだと信じています。だからこそ、自分自身が一番貢献できると思える部分に全力を尽くしたいと思いました。

今の気持ちとして「何かが終わる」というより、「シーズン後半戦、これからいくぞ!」という感覚の方が強いです。役割は変わりますが志は変わらず、これまで以上にクラブに貢献していく覚悟です。選手やキャプテンという役割は離れますが、これまで通り練習・試合などすべてのチーム活動に帯同し、選手一人ひとりが力をより発揮できるように働きかけ、必ずチームを前に進めます。

選手を引退することの想いや感謝は、シーズンを終えた時に改めてお伝えさせてください。これからもクリアソン新宿と共に進んでいただけたら嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

須藤岳晟