フットサルを通じた多文化交流!~5ヶ国が参加した新宿ミニW杯~

国際都市新宿でフットサルを通じた多文化交流

新宿中央公園50周年記念の目玉イベントとして、4月22日(日)に新宿区主催、新宿区サッカー協会主管で新宿ミニW杯が開催されました。人口のうち外国籍が約13%占める国際都市新宿で、開催国日本に加え、フランスネパール韓国中国の5か国の小学校4年生~6年生約70名が参加し、フットサルを通じて多文化交流を図りました。また、アテネオリンピック陸上代表である伊藤氏によるウォーミングアップ、試合後のゆるスポーツ体験、会場横の広場でのブラインドサッカー体験など様々なアクティビティも実施されました。新宿区サッカー協会の常任理事、理事を輩出しているCriacaoからはメンバー8名が参加し、全体の運営を取り行いました!


新宿区長と子どもたち


伊藤氏(アテネオリンピック陸上4×400m代表)によるウォーミングアップ


アイマスクをつけてブラインドサッカー体験

フットサル大会

5か国6チーム(日本から2チーム参加)の総当たり戦で争われました。試合中、選手たちは相手に勝とうとひたむきにプレーしていましたが、試合後は相手チームの選手と交流し、応援し合っている姿が印象的でした。「別の国のチームに友達ができた」という嬉しそうな声が聞こえ、スポーツを通じた国際交流、多文化交流の可能性を感じました。序盤戦から星の取り合いが続き、最終戦まで優勝チームが決まらない白熱した大会となりましたが、最終的に、西新宿(日本)が4勝1敗の成績で優勝となりました。西新宿の皆さんおめでとうございます!

優勝インタビュー

田中愛大キャプテン
他の国の選手は背が大きく体格差を感じたが、みんなで頑張って優勝を勝ち取れたのが嬉しかった。
これからももっとたくさんの国の子と交流したいと感じた。

廣川堅信副キャプテン
他の国の子とサッカーをして、自分の実力を測ることができて良かった。また同じような機会があったら是非参加したい。


フットサル大会!


フットサル大会!


フットサル大会 応援!チームネパール


優勝したチーム西新宿!!おめでとうございます!

ゆるスポーツ体験

フットサルの後にはゆるスポーツ体験を実施しました。ゆるスポーツは年齢・性別・運動神経に関わらず誰もが楽しめる新スポーツです。ゆるスポーツはイベントだけではなく、コミュニティ形成リハビリテーション地域活性化など様々な社会課題解決にも用いられているのが特徴です。今回はゴールが子供用のプール、ボールがビーチボールで、必ず歩いてプレーしなければならない「プールサル」を行いました。5か国6チームをミックスしましたが、プレー中はもちろん、自チームが試合がなく待っているときでもみんなでボールで遊ぶなど国籍を超えて交流していました。


ゆるスポーツ体験「プールサル」


閉会式

国際都市新宿だからこそ、また言葉が通じなくても分かり合えるスポーツだからこそできる多文化交流イベントだったのではないかと思います。このイベントで交流が終わってしまうのではなく、これをきっかけに日常でも多文化交流する意識が浸透していくことを願っています。

▼参加国であるフランスの子供たちが在籍する東京国際フランス学園の記事
東京国際フランス学園