ホストタウン 福岡県築上町で「心のバリアフリー研修」を実施

9月30日(水)と10月1日(木)に福岡県築上町において、役場職員、町民らを対象に、ホストタウン事業として、ブラインドサッカー選手を講師に招いた心のバリアフリー研修を行いました。職員向けに2日間で計4回の研修を、また、10月1日には町民向けに、心のバリアフリー教室を実施しました。


 福岡県築上町は、2018年に「ホストタウン」に登録。昨年8月には、「町」としては全国で初の「共生社会ホストタウン」に登録されました。

 今回、共生社会の機運醸成及び、「おもてなしの心」を育むことを目的に、役場職員向けに「心のバリアフリー職員研修」、町民らを対象に「心のバリアフリー教室」を実施致しました。

 研修テーマである「心のバリアフリー」とは、様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うことです。

心のバリアフリー職員研修

 築上町役場の職員の皆様と、2日間で計4回の心のバリアフリー職員研修を行いました。講師にはブラインドサッカー選手の辻一幸氏をお呼びし、ブラインドサッカーをご体験頂きました。

見えているガイド役がアイマスクで見えないプレーヤーに進行方向やゴールまでの距離をアドバイスします。
研修では、相手を思いやることを意識して進めます。

 参加者の方及び、講師の辻氏にご感想を頂戴しました。

大石 隆博(築上町役場職員)

実は今日の朝、課が異動になり、昨日一日だけ引継ぎ期間がありました。引継ぎの時、自分は仕事が分かっている人、後任の相手は全く分かっていない人という立場でした。今回の研修で、ブラインドサッカーを体験し「もう少し相手の立場に立って教えていくべきだった。」「もう少し寄り添ってあげるべきだった」と気付けました。

辻 一幸(埼玉T.Wings所属)

皆さんが最初にあいさつする際には固い表情で、研修は何をやるのだろうか?と、不安の中スタートしたのですが、最後には笑顔になり終われたことが良かったと思います。

その中で相手にどのように伝えたら理解してもらえるのか、チームワークが大切なのかがわかってもらえたと思います。是非、仕事などに活かしてもらえたらうれしいです。

心のバリアフリー教室

 9月30日(水)には、築上町町民向けに心のバリアフリー教室を行いました。ブラインドサッカー体験では、アイマスクをして、ボール拾いやコーン当てのゲームを行います。

33名の町民の方にご参加いただきました。
冒頭は、辻一幸氏よりブラサカの説明やデモンストレーションを行って頂きました。


 小学生からお年寄りまで様々な方にご参加いただきました。参加者の方からは、「ブラインドサッカーを全く知らない状態で参加しましたが、研修会の最初に映像を見て、実演をしていただきイメージが湧きました。その後、実際に自分がプレーして、イメージと体験することが全然違い、見えてないことってこんなに怖いんだと思いました。体験してみてわかること、気付きがあり、面白かったです。」といった声を頂戴しました。

 



 今回、研修のご担当をされた築上町役場の増田氏からも以下コメントを頂戴しました。

増田 謙順(築上町役場 生涯学習課)

「築上町出身であることを誇りに思う」。将来、町外に出たときにそういった思いを持てる人間になって欲しい、との思いを胸に、日々の社会教育の事業展開に取り組んでいます。

今回、共生社会への機運を高め「心のバリアフリーとは?」というところから、行動や固定概念を改める機会を設けたいとの思いからクリアソンさんとのご縁をいただきました。その思いから、先ずは、町を引っ張っていく存在である「役場職員」を対象にブラインドサッカー体験を実施しました。

今回のブラインドサッカー体験を通じて、「伝えること」と「伝わる」ことは違う相手の立場にたってコミュニケーションを取ることの大切さを改めて身を以て感じることができたと思います。また、この経験を通じて今後どう行動していくか、何が変わったかを各々が意識し続けていくことが一番大切なことだと感じています。

 

 11月16日にも、築上町内小学校にて「パラスポーツ体験研修」を行います。また、いくつかのホストタウンの方々との「心のバリアフリー研修」実施も決定しております。

 誰もが、豊かさの体現者になれる社会を目指し、今後も活動をしてまいります。研修へのご質問は下記URLより、お問い合わせください。

問い合わせ