フットサル(Fリーグ)を媒介にしたスポーツの価値を再定義する実験&実践型プロジェクトがスタート。
北原亘の思いから始まったチャレンジングなプロジェクト
7月から、元フットサル日本代表で、現在はビジネスパーソンとして活動する 北原亘 が発起人となって、「AbemaTV」と「Criacao(クリアソン)」が協力して行うプロジェクト「スポーツを初めて観る人が本当に楽しめるか会議」がスタートしました。
まとめ◆本田好伸(Criacao専属ライター)
プロジェクト名:
「スポーツを初めて観る人が本当に楽しめるか会議」
発起人:
北原亘(元フットサル日本代表)
主催者:
株式会社Criacao(クリアソン)
内容:
日本最高峰のフットサルリーグ(Fリーグ)を媒介にした実験&実践型プロジェクト。FリーグのオフィシャルスポンサーのAbemaTVによる試合配信の視聴者数を増やすために、現役のトップアスリートやビジネスパーソン、大学生などが各チームに別れて実践的な施策を考えていく。また、その過程で生じる仮説と検証、結果などで見えてくるフットサル業界の課題を精査し、未来に向けた改善へつながる議論を生み出す。
目的:
AbemaTV によるFリーグの視聴者数(および観客数)の増大を一つの目標として、プロジェクトを通して、社会における「フットサルの価値」、引いては「スポーツの価値」を再確認・再発見し、それらを再提示する。同時に、プロジェクトの進行過程を社会に伝えることで「アスリートの価値」を高めることにも寄与する。これらは、Criacaoが掲げる、スポーツを通した真の豊かさを創造するという理念に基づくものである。
実施期間:
2018年7月〜9月
※最終検証日は9月8日(土)、9日(日)に行われるFリーグ集中開催(AbemaTVが、両日に行われる全10試合を生中継で配信する)
参加者:
■サッカーチーム
・小林祐三(サガン鳥栖/J1リーグ)
・井筒陸也(徳島ヴォルティス/J2リーグ)
・籾木結花(日テレ・ベレーザ/なでしこリーグ)
■Fリーグ(フットサル)チーム
・荒牧太郎(ヴォスクオーレ仙台、元フットサル日本代表)
・星翔太(名古屋オーシャンズ、フットサル日本代表)
・田口元気(フウガドールすみだ)
・佐藤亮(元シュライカー大阪、元フットサル日本代表)
■CBC(ビジネスパーソン)チーム
※Criacao Business College(CBC)とは入社1年目から5年目の若手ビジネスパーソンを対象とした勉強会
・木下健太郎(都内私立大学職員)
・木元美咲(会社員)
・中村裕(情報通信系会社員)
■Criacaoフットサル(ビジネスパーソン)チーム
・竹田好洋(株式会社Criacao取締役CSO)
・中村俊一(株式会社リアライブ)
・阿礼健太郎(大手金融機関)
・中村瞭(三井不動産)
・山村竜生(日本体育大学)
■大学生チーム
・伊与久雅博(東京大学/アイスホッケー部)
・駒野湧一(東京大学/競技フットサルチーム「さんぱち先生」)
・山口陽一郎(中央大学/元学友会サッカー部)
・堀巧(中央大学/学友会サッカー部)
・石川大貴(早稲田大学/株式会社Criacao)
北原さんは、2016年3月に現役を引退してから、ビジネスパーソンとしてCriacaoと業務提携を結びつつ、AbemaTVで配信中のフットサル(Fリーグ)配信では解説を担当していることから、両者をつなぐこのプロジェクトの大枠が決まりました。
そもそもの背景には、北原さんの思いがあります。
フットサルの価値を世の中の多くの人に伝えることで、そのメッセージが一人ひとりの(フットサルを見に行くなどの)具体的なアクションにつながってほしい──。
サガン鳥栖の小林祐三選手やなでしこジャパンの籾木結花選手、現役のフットサルトップ選手など、北原さんのそうした思いに賛同した多くのメンバーが “有志” として参加して、このチャレンジングなプロジェクトに携わっていくことになりました。
AbemaTVは、視聴者がニュースやバラエティ、音楽、ドラマ、アニメ、スポーツなど、あらゆる番組を、いつでも、どこでも、好きな時に楽しめるものであり、10代、20代を中心に爆発的な人気を誇っています。
一方でCriacaoは「スポーツを通して世の中を豊かにする」ことにトライしている会社です。キャリア形成支援やスポーツ選手のライフサポート、アスリートとビジネスパーソンをつなぐ企画や勉強会、フットボールクラブの運営など、スポーツの価値を知り、その重要性を世の中に提示し続けています。
北原さん、AbemaTV、Criacaoの三者が協働するプロジェクトは、現役サッカー選手(Jリーガー、なでしこリーガー)、フットサル選手(Fリーガー)、若手ビジネスパーソン、現役大学生が、「フットサル(Fリーグ)」をフックにして、仮説と検証を繰り返しながら「スポーツを初めて観る人が本当に楽しめるか」を考えていくものです。
しかしながら、この検証の先にある真のテーマは「スポーツの価値を再確認・再発見・再提示する」こと。スポーツの価値を社会により広く浸透させていくことです。