就活生の声に応え、小坊主の進路教室が再開

就活する学生から、新型コロナウイルスの影響で「OB訪問ができない」「合同説明会に行けず、企業が見られなかった」という声を聞いたことから、2020年4月にスタートした「小坊主の進路教室」。平日の夜に様々な業界の社会人の方々が登壇下さり、計133回開催され、のべ3857名の学生が参加しました。それから昨冬に一度休止しましたが、学生から「開催してほしい」との要望が多くあり、今年4月より再開しました。そして、昨年を超えるコンテンツをお届けしようと、週1~2回のペースで開催しています。

各回、社会人の方1名を招き、弊社社員がファシリテーターとなって、当時の大学生活や就活について、深堀りして聞き出します。学生時代の想いがあふれ、就活当時の苦悩や葛藤が赤裸々に語られます。また、最後は質問タイムを設け、学生の素直な疑問が投げかけられ、社会人の方も真摯に答えて下さります。

今回は、5月に行われました須藤岳晟さん(中央大学学友会サッカー部→株式会社リクルート)の会の一部を紹介します。須藤さんは、学生時代からCriacao Leader’s College(クリアソンリーダーズカレッジ)に参加するなど弊社と関わりを持ち、現在はサッカークラブ、Criacao Shinjukuの選手としても活動しています。そんな須藤さんの就活は、「やりたいことは、分からない」から始まりました。

 また、「部活に向き合う」という理由で大学4年時には就活はせず、卒業してから始めました。その中で、弊社を通じて多くの社会人と繋がり、自分のこれまでの人生経験をぶつけ、社会人の方にアドバイスをいただくということをしていました。弊社CSOの竹田いわく、「タケは、社会人の方の前で熱くなり、自分の拳を胸に当てながら話を進めていた」とのことです。こうして多くの社会人との面談を経て、就活に対する考えが洗練され、現職に辿り着きました。当日は参加した学生に、「なぜ現職なのか。」という部分も含め、当時のことを振り返りながら赤裸々に語ってくれました。

試合後の様子(手前)

須藤さんから学生へのメッセージ

就活を考えるようになると、未来のことが分からず、不安になることはあると思います。でも、自分の人生に対して他人は何もしてくれないということは、良くも悪くもあります。だからこそ、こんなに情報があふれていると、いろいろな選択肢を知るだろうし、いろいろな方向で活躍している人を知ると思います。ただ、自分は一人しかいないし、それぞれみんな特別な存在であるのは変わりないので、自分で決断することが大事だと思っています。仮に、自分の決断に対して周囲が否定的でも、たとえ思うようにいかなくても、必ずその経験が次の道に進む活力になります。なので、目先の結果や周囲の目を気にすることなく、自分で決断して、それを正解にしていくことを大事にして下さい。学生の皆さんとはそのような仲間でありたいと思っています。一緒に頑張りましょう。

学生からの声

「須藤さんのかっこいい生き方に感化されて、自分の人生を見つめ直すきっかけになりました。とても貴重な時間でした」

「大学までの経験をとても詳しく話されていたおかげで、須藤さんの背景をしっかりと理解することができ、それが現在の仕事の中でどう生かされているのかについても、学びが深まりました」

「先輩でもある須藤さんのお話を伺うことができてよかったです。今、この組織における課題や自分の描いている理想に対してのギャップがある中で、まずは自分が一番愚直に日本一を目指していきたいと思えました」

 

 

今後の開催につきましては、7月の中旬からになります。また、小坊主の進路教室のほかにも就活に向けてのイベントを開催していますので、そちらの方も宜しくお願い致します。