『伝える』を考える ~Criacao Athlete College Vol.17~ 

アスリート、ビジネスパーソン、教員、学生…様々なフィールドで活躍されている方々が混ざり合い、学び合う事によって、それぞれが新しい価値を創造していくことを目的として開催している Criacaoアスリートカレッジ。

17回目となる今回の講師は中村俊一さん(株式会社リアライブ)

幼少期をオーストラリアで過ごし、圧倒的な体格さの中でも打ち込んできたバスケットボールで、世代別のオーストラリア代表に選出され、学業でも成果を出し、オーストラリア国立大学を首席で卒業。大学卒業後は紆余曲折を経て、日本で就職活動を行い、人材最大手で最優秀新人賞、MVPを獲得した後、人材業界の中で転職。
人材業界で大手からベンチャーまであらゆる会社で成果を出し続けている異色の経歴を持つ、人材業界のプロフェッショナルです。

人材の仕事はクライアント企業様や求職者様の「なるほど!」「すごい!」「探す」「伝える」仕事であると捉えられている、中村さん。

今回のテーマは「伝える」

社会の中で生きている人であれば職業、世代に関係なく当たり前に行なっている「伝える」という行為を、科学し、構造的に理解し、伝えることの難しさと面白さに触れ、今後のそれぞれの人生における「伝える」を考えていく会となりました。

人間の脳は「情報」ではなく、情報のつながりを大切にする故に、ストーリーを意識して話す内容を設計することで伝わり方が大きく変わる。
キーワードとして、

◯人間を知ること
◯数字を使うこと

事例を用いたり、実際に参加者の方々が「伝える」事にチャレンジする中で、その違いを体感。

参加者からは

「普段当たり前に行なっている『伝える』という行為を理論的に捉えることの面白さと重要性を感じた。」
「異なるフィールドの人達と自分のことを伝え合うことで、多角的な視点から伝えるということを考える事ができ、とても充実した時間になり、アスリートカレッジならではの効果があった。」

といった声を頂きました。

自分の考えや想い、大切にしている事をより深く、よりたくさんの人達に伝えられる事はきっと共感を生み、仲間を生み、世の中を少しずつ変えていく。
そのためにまずは自分がたどり着きたいゴールに対して取り組んで、様々な困難と出会う事。
そして絶対的な答えにたどり着くまで挑戦し続ける事。

そんな事が大切だと改めて感じたアスリートカレッジでした。