元プロサッカー選手、早稲田大学ア式蹴球監督 外池大亮氏によるニューノーマルな自律型組織マネジメントとは。

 【VUCAワールドを生き抜く】というコンセプトの下、株式会社日本マンパワーと弊社共催で毎月1回、企業の人材育成ご担当者を対象にトップアスリート研修無料体験会を開催しております。

本研修においては「問いの探究、深堀りを行い実務遂行のヒントに。」というゴールを設定しています。登壇者が、一方的にセミナーを行うだけでなく、対話によって問いに対する思索を深めるライブ型の研修を設計しています。


 10月26日、トップアスリート研修体験会を実施致しました。今年度6回目となる体験会は早稲田大学ア式蹴球部監督の外池大亮氏をお呼びし、オンライン上での開催になりました。



トップアスリート研修とは

 2018年から本格的にスタートし、トップアスリートからビジネスにおいて活かすマインドやスキルを学べる企業研修です。研修の対象や、目的、課題、ゴールについて確認をしながらカスタマイズ型の設計・実施を行います。代表的な展開としては新入社員、次世代リーダー、管理職、健康経営等の対象が挙げられます。

 講師にトップアスリートをお呼びし、ファシリテーターが進行を行うため、アスリートの原体験から思考や姿勢、価値観を変換することができ、ビジネスの場面でも活かせる気づきや、学びを提供します。

なぜトップアスリートなのか

 アスリートは、多様な価値観を持ったメンバーの中で、短期的な成果を挙げる必要があり、厳しい競争環境の中では差別化、市場価値の向上が求められます。また、テクノロジーや技術の進歩が速く、勝ちパターンはすぐに陳腐化します。こうした環境は現代のVUCA時代と共通する点が多く、トップアスリートの習慣や思考を学ぶことで今後のビジネス界を生き抜く力を得ることができます。

 

 冒頭、研修の趣旨やコンセプト、ゴールを説明したのち、参加者の方から「新たな気づきや情報が得られることを期待しています」「マネジメントスタイルを変更されるときに、注意した点を知りたい」といった研修参加への意気込みを共有頂きました。

 今回、早稲田大学のア式蹴球部監督の外池大亮氏から「元プロサッカー選手、早稲田大学ア式蹴球監督 外池大亮氏によるニューノーマルな自律型組織マネジメントとは。~新時代に求められるセレピ(セレンディピティ)的感覚の醸成に向けて~」というテーマでお話頂き、ファシリテーターは弊社神田が務めました。

 外池氏からは、学生を組織に向き合わせ、各々が活動する意味を理解しながら挑戦をすること。常識や、これまでの背景に囚われない新しい形を学生たちと共に作っていきたいという想い。そして、自分自身も常に状況判断をしながら「自分たちがどうあるべきか」を思考し、組織を超え共有すること、ひいては大学サッカー界の村社会からの脱却を意識しているとのお話をして頂きました。具体例として、90年間掲げていたビジョンを再考し変更したことや、新型コロナウイルスによる自粛期間中、部員に手紙を送ったこと、部員全員の前で謝罪をした経験等、赤裸々に語っていただきました。

 参加者の方との対話を行うダイアローグセッションでは「新しいビジョンを浸透させるにあたり、反発はどのようにケアをしたのか」「様々な価値観を持ち、100名以上在籍するメンバーの納得感や合意形成はどのようにしたのか」といったご質問を頂戴し、外池氏から回答を頂きました。また「企業以上に組織で成長する仕組みが構築されていることを学べました」といった声も頂き、2時間30分のセミナーは最後まで深い思考のやり取りが続きました。

 詳細、お申し込みは下記リンクよりご確認下さい。

 通常は二時間半から三時間程度の研修を行っていますが、いくつかの研修を組み合わせて1日研修も可能です。形式や内容も体感型やダイアログセッション等、企業様のニーズに合わせてカスタマイズで設計します。最近は、リモートワーク拡大に伴い「自宅でできる!パフォーマンスを高める基本姿勢や動作」といった研修もご用意しています。

 https://www.nipponmanpower.co.jp/cp/event/information/ota/